やっぱり赤ペンとセット?
競艇場に足を運ぶと常連客が競艇新聞と赤ペンをセットで持っている姿をよく見ます。
何十年も昔から変わらないスタイルですが、競艇新聞を使うなら赤ペンをセットで使うべきです。
また、赤ペンに加えて青ペンなど黒以外のサインペン・ボールペーンを併せて使うと更に情報を整理しやすくなりますよ!
赤ペンが必要な理由
競艇新聞には選手の情報や過去の戦歴、モーターとボートの情報などが限られたスペースの出走表に詰まっています。
気になるポイントを全て頭の中に入れるのは困難なので、まずはマーキングを付けながら一通りチェックして、赤ペンでマーキングした部分を中心に読み返しましょう。
競艇は選手単独の情報よりも、他の選手と比較した相性や期待値の分析が重要です。
まっさらな状態の競艇新聞はじっくり見ないと内容や選手の優劣が分かりませんが、赤ペンでチェックすれば効率的に各選手の期待値を比較できます。
2色使えば精度アップ
赤ペンだけでチェックする場合は気になるポイントを全て赤でチェックすることしかできませんが、2色使えばポジティブポイントとネガティブポイントで色分けできます。
様々な情報が詰まっている出走表を見ながら、ポジティブポイントとネガティブポイントで色分けしてチェックしていけば、期待できる選手と期待できない選手を判断しやすくなります。
赤ペンだけの1色に比べて、青ペンなどを活用した2色では情報を整理する際の効率が2倍以上にアップしますよ。
チェックした部分が分かりやすいサインペーンやマーカーペンの活用が定番ですが、2本のペンを使うことが手間に感じる方は1本で2色もしくは3色に切り替えられるボールペンを活用するとよいでしょう。
なお、ポジティブポイントとネガティブポイントのチェック数だけで予想するのではなく、チェックした部分の重要度を考慮した上で最終的な買い目を算出するようにしてください。
最初に1枠や級別が高い選手の名前を2重線でチェックしておく方法がおすすめです。
新聞&赤ペンセットのデメリット
新聞と赤ペンのセット利用は重要なポイントを見落とさないメリットがありますが、期待できる情報ばかりをチェックすることで買い目がガチガチになりやすいデメリットがあります。
赤ペンチェックしたことで不安要素の多い人気薄選手を絡めた舟券を勇気がなくなり、結果的に上位人気の舟券しか買えなくなってしまう事例が多いです。
競艇は堅いレースだけを狙ってコロガシなどで利益を伸ばす手法もあるので、穴狙いよりも堅いレースの複利運用で利益を伸ばしたい方に向いています。
穴党の方は、赤ペンチェックすることによって回収率が下がってしまう恐れがあるので注意しましょう。
赤ペンで競艇新聞の内容を徹底的に分析すれば、必ず勝てるものではありません。
新聞に記載ある情報だけではなくレース直前のオッズも考慮して、時には悪い内容が並んでいる選手を絡めた買い目も検討してみてください。